―TKGで勉強していて良かったことは、どういうところですか?
菅原さん:集団での勉強では、一度置いていかれてしまうとあせるばかりですが、ここでは自分のわからないところは、すぐに質問できますし、じっくり取り組めるのが良かったです。
―中学校の部活引退は、いつでしたか?
菅原さん:中学では軟式テニス部だったのですが、引退は中3の7月22日とはっきり憶えています。最後まで思い切り部活に打ち込めました。部活や習い事で忙しい中でも、TKGでその予定に合わせて勉強できたことも良かったと思っています。
―高校受験の前はどんな様子でしたか?
菅原さん:私自身は受験という意識がなく、あまり勉強してなかったのですが、先生が毎回の授業で「必死にやれ」と指導してくれて、直前には頑張ることができました。きちんと叱ってくれる先生がいたことで、乗り越えられたのだと思います。
―カリキュラムはどのように組まれていますか?
中口先生:数学については、目標は数検2級ということで、昨年度までに高校1年の数ⅠAまで勉強していましたので、現在は、数ⅡBを勉強して知識をつけて、11月にある試験での合格を目指すカリキュラムを組んでいます。
―授業の中で心がけていることはどんなことですか?
中口先生:個別ということで生徒との関わりが密なので、その関係をくずさないように気をつけています。授業中に笑いを取り入れたり、楽しく授業ができるよう心がけています。
―学校の授業でわからなかったことを気軽に教えてもらえるのですか?
中口先生:学校で出されたプリントを持ってきてもらって、わからなかったことを質問してもらい、その場で解説するようなことをよくやっています。わからなかったことは明確にしておくように常に言っていますので、問題集に付箋をつけてきたりして、きちんと質問してくる生徒も多いですね。
―宿題はどの程度出されるのですか?
中口先生:大体30分~1時間程度でできる内容のものを出しています。個人の状況によって宿題の量は調節していますが、やってこなかった生徒に対しては、しっかり叱ります。課題をやることの大切さを含めて説明し、生徒がきちんと宿題をやってくるように意識づけています。
―指導方針を教えてください。
教室長:生徒さんそれぞれに目的、目標が違いますので、ひとりひとりが成果を上げ目標を達成できるように、指導していくことですね。
―TKGでは、先生と生徒さんがとても仲が良いようですね。
教室長:私達は、生徒の登校時の「出迎え」、下校時の「見送り」を必ず行っています。 そこで、学校のことなど話して距離が縮まっているようです。学生の先生が多く、生徒と歳が近いので、本当にいろいろなことを親しく話しているようです。また、生徒と先生の相性を重視した「講師指名制度」があることも、仲の良さの一因になっていると思います。
―大学生の先生で大丈夫、と心配する保護者もいらっしゃると思いますが、その点についてどうお考えでしょうか?
教室長:若いからこそできることがあると考えています。生徒が話をしやすいということもありますし、つい最近まで勉強していたので、勉強方法をよく知っていることも強みですね。「プロの先生」という言い方がありますが、現役大学生であってもきちんと生徒を教える能力を持っていて、成果を出していくことができれば、「プロ」だと思います。そのためにも、コミュニケーション能力や最後まであきらめない姿勢を持った方を採用しています。
―カリキュラムはどのように作成されるのですか?
教室長:まず、生徒さんそれぞれの目的に応じて、保護者の方の要望もうかがいながら、教材や勉強の進め方を決め、その後、年3回、担当の先生と相談し、生徒にとって必要なことは何かを見極めながら、単元など細かいところまでカリキュラムを見直しています。また、夏期講習、冬期講習、春期講習という時期を設け、集中して目標にあった勉強ができるようにスケジュールを組むこともありますね。受験生なら、冬期は受験直前の過去問対策メインだったり、これからの夏期でしたら「夏を制する者は受験を制する」とよく言いますが、総復習をやるような期間ですね。
―進路指導、受験対策について教えて下さい。
教室長:大学受験については、高校2年の夏にオープンキャンパスの案内を必ずしています。実際の大学を知って、モチベーションを高めた上で大学受験に向かってほしいですから。最近は、推薦・AO入試での合格を目指す生徒さんも増えていますので、推薦のための学校の成績を重視した指導に加え、AO入試対策として、小論文と面接の指導を繰り返し行っています。
高校受験については、個別ということもあって、受験間際になって入塾される方も多いのですが、その時点での本人の学力を把握した上で、受験までにどこまでもっていけるかという形で相談しています。保護者の方も含めた面談を頻繁に行い、志望校の決定の段階から関わっていくことも多いですね。
中学受験については、学校によって出題傾向がかなり異なりますから、志望校対策が十分にできるのが個別の強みですね。夏までに基礎をつくり、秋以降は志望校の過去問だけに集中していく形になります。
―個別指導以外の取り組みについて教えて下さい。
教室長:中間・期末などの定期テストの時期に合わせて、日曜日の10時~17時まで塾を開け、自由に勉強できるように「無料テスト対策補講」を行っています。自分で勉強していてわからないことがあれば、個別で受講していない科目を含めて、いつでも質問ができるように、必ず何人かの先生が待機しています。
―TKGの良さということで、アピールしたい点はどのようなことでしょうか?
教室長:生徒のことを思って親身に指導している、本当に熱い先生が多いことが、一番アピールできる点ですね。
―TKGでは、生徒として通塾して大学進学後、そのまま、ここの先生をされる方も多いとうかがいました。これもまた、先生と生徒の関係の良さ、居心地の良さの裏付けであり、熱い指導の秘密と言えるのかも知れません。
皆様、本日はどうもありがとうございました。
取材協力:東京個別指導学院
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