この時期、受験生を抱えるご家庭の多くが、”第一志望校の選定”や”併願パターン”でお悩みのことと存じます。2009年度の中学受験者数は、1都3県で64,200人と過去最高を更新し、来春はますます激戦となることが予想されています。
そのような中、第1志望校の多くが集まると言われる2月1日入試、偏差値50以上の中学校の平均倍率は、男子が約4倍、女子が約3倍となっており、合格者の数よりも不合格者の数の方が圧倒的に多いという現実があります。お子様の力を信じてはいても、”もしも”のことを考え、併願パターンをしっかりと組み立てておかなければ、「合格はしたが遠方の学校ばかりだった…」「合格した学校の中に通いたい学校がない…」という事態に陥りかねません。
しかし、私立中学校の受験料は一般的に、出願あたり2万円から3万円程度と言われています。併願を考えれば、その分費用の負担も大きくなってしまいます。そこで、学校が設けている受験料の割引制度を積極的に利用することで負担の軽減を考えてみてはいかがでしょうか。入試要項をご覧になれば、右のような受験料の割引制度を設けている学校があります。志望校選びのご参考になれば幸いです。
第一志望校や併願パターンの決定はご家庭全体のモチベーションアップにつながります。ですが、きちんと親子で学校選びをしておかないと「お子様と意見が食い違った…」などと後々トラブルに成りかねません。
志望校選びにまつわる危機をはじめ、その他さまざまな中学受験にまつわる危機を乗り越えて今年の春、見事合格を勝ち取った先輩保護者たちの体験談を是非参考にしてください。
取材協力・資料提供:Z会
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