ぼくらが立教新座を選んだ理由と学校生活の実際

池袋から東武東上線で最寄り駅「志木」まで20分、西国分寺から武蔵野線で最寄り駅「新座」まで15分。埼玉県新座市にある立教新座中学校・高等学校は都内から通う生徒も多い。

大学附属として立教大学への推薦があるだけではなく、東大や京大、早慶上理などの難関大学も含んだ他大学へ進学をサポートしてくれる「他大学進学クラス」もある。部活の種類も豊富でテレビの取材を受けるほど。そんな立教新座に通う中学生と高校生に、受験した理由と実際に通ってみてからの生活について聞いてみた。

インターエデュ（以下エデュ）：徳田くんが中学受験をした理由と立教新座に決めた理由を教えてください。

徳田拓真くん（以下徳田）：ぼくは受験を終えて、中学・高校時代は受験を気にせず色々なことに挑戦してみたいと思い、立教を選びました。他にも考えている学校があったのですが、最終的に立教新座を選んだのは校則があまり厳しくなく、生徒の自由な活動を応援してくれるという理由が大きかったです。髪型や制服の決まりが多くなかったり、他にも自分で考えることがたくさんあるというのが、ぼくにとっては一番の魅力でした。

エデュ：入学から半年経ちますが立教新座に通ってよかったと思うことについて教えてください。

徳田：校則が自由なのはもちろん、ぼくが住んでいる東京の豊島区から通学はラッシュとは逆方向。電車が空いているので通学はとても楽です。小学校までと違って多方面から通ってくる立教新座中学校では友達から刺激を受けることが多いです。部活の種類も豊富でその中でぼくはサッカー部に所属しています。先輩と後輩の関係もとてもよく、いろいろなことを教えてもらっています。コーチも練習のときは厳しいですが、練習が終わると楽しい話をたくさんしてくれ、充実しています。

[体育部]　サイクル部／サッカー部／柔道部／水泳部／体操部／卓球部／バレーボール部／テニス部／バスケットボール部／フェンシング部／野球部／ラグビー部／ソフトテニス部／陸上競技部／剣道部／アメリカンフットボール部／空手道部／ゴルフ部／山岳部／スキー部／ボート部／馬術部

[文化部]　英語部／写真部／チャペル・ギルド／アコライト・ギルド／新聞部／地歴部／美術部／文芸部／映画研究会／鉄道研究会／落語研究会／吹奏楽部／理科部／化学部／生物部／音楽部／演劇部／観測部／クワイヤー/オルガニストギルド／ジャズ研究会

エデュ：叶内くんが立教新座に決めた理由を教えてください。

叶内慶一くん（以下叶内）：自宅から通いやすかったことと大学への進学がしやすいということです。大学附属ということで部活も思い切りやれる時間がとれるというのがぼくにとって魅力的でした。

エデュ：叶内くんは、部活は何をやっているのですか？

叶内：ぼくは今、フェンシング部に所属しています。

エデュ：フェンシングと言えば、昨年の北京オリンピックでの日本の太田選手が銀メダルをとりましたね。

叶内：はい。実は、立教新座フェンシング部もこの前の大会でジュニアオリンピックカップ（※）に出場が決まったんです！フェンシング部は他の学校にはあまりない部ですし、思い切りがんばりたいと思っています。大学については、部活を思い切りやって立教大学への進学を考えています。
※ジュニアオリンピックカップ…未来のオリンピック選手育成を目的とする大会

エデュ：3年間の中学校生活をふりかえって一番の思い出はなんですか？

叶内：修学旅行で屋久島に行ったことです。4泊5日の旅行で縄文杉を見られた時は感動しました。それからやっぱり、フェンシング！一番、ぼくを成長させてくれているのは部活ですね。（笑）

エデュ：石畑くんが立教新座を選んだ理由を教えてください。

石畑智哉くん（以下石畑）：実は、ぼくは小学校から立教なのです。だから12年間、立教に通っているんです。中学では新座を選んだのは校舎の広さが気に入ったことです。住んでいるのは文京区なので立教池袋の方が近いのですが、のびのびとした学校生活を送りたいと思って新座を選びました。立教小学校を選んだ時も、親の強制というより、ぼくがとても気に入って受験をしたという感じでした。

エデュ：高校3年生ということですが、大学もこのまま立教へ進む予定ですか？

石畑：いえ、ぼくは「他大学進学クラス」に所属し、受験を考えています。今まで中学、高校と受験をせずにきているし、大学進学については『挑戦』ということをしておきたいと思うようになりました。大学では理系分野を深めたくて、立教大学でも学べないことはないのですが、もっと専門的に勉強できる大学を選びたいと考えています。他大学進学クラスでは40人くらいの生徒が他大学への進学を目指しています。先生も受験の指導やアドバイスをちゃんとしてくださいます。

エデュ：立教はキリスト教学校ですが、それに抵抗を感じたことはありませんでしたか？

石畑：確かに中学生の時はお祈りの有難さが分からなかったりした時期がありました。でも、高校生になってから、「神様」の存在があることで「自分が一番だ」っていう考え方が消えました。いつも「自分は一番ではない、努力し続けなければいけない」という気持ちを持てるようになりました。

エデュ：なるほど。高校生の時期は自意識に悩まされたりする時期ですが、それが聖書の勉強などで答えを見つけられたりするわけですね。では最後に受験生へ応援メッセージをお願いします。

石畑：立教新座には「自分の責任で決められる自由」があります。1人ひとりの生徒を尊重してくれる学校かな。ぼく自身、いい先生方との出会いも、たくさんありました。学校を見にくれば、学校の広さと環境に驚き、『通いたい』と思うはず。ぜひ、学校を見に来てくださいね！