今年の入試統括と、2010年入試へ向けて難関中学合格までのストーリー

11月からトライを利用し合格率20%以下からの合格を勝ち取る

初めての過去問、解けたのは1問のみ

受験まで3ヶ月を切った11月。四谷の合不合判定模試による早稲田実業中の合格判定は20%以下。大手進学塾に通っていましたが、塾の先生からは志望校を下げるようにアドバイスを受けていました。また住んでいる場所柄、早稲田実業対策クラスは存在せず、そのための特別な指導を受けることができませんでした。そのような中、本人だけは志望校をあきらめることができず、過去問を買ってきて独自に対策を始めました。

しかし、過去問を解いてみると、解くことができたのは最初の計算問題一問のみ。さすがにあきらめようと考えていたところで、ダメもとで家庭教師を頼むことになったのです。

足りなかったのは、得点力

最初に伺った際にMさんの成績表や模試の解答用紙などを見たところ、基礎力はある程度身についているものの、理解から得点力に至るまでの実戦的なトレーニングの不足が明らかになりました。

塾からは基礎から標準レベルの問題を多く宿題として出されていましたが、まずはこれらのプリントの取り組み方から改善させました。時間を意識させ、問題を見てから実際に手を動かし始めるまでの時間を短縮させること、解法のムダをなくすことなどを徹底的に指導し、トレーニングの質を高めることに取り組みました。

さらに、塾では習っていない早稲田実業レベルの難問にあえて取り組みました。

実力的に簡単に解ける問題ではありませんでしたが、難問を解く際のコツやテクニックを徹底的に叩き込み、あとは本人持ち前の根性で粘り強く難問を解くトレーニングも行っていきました。実際、1月中旬までは実力もグンと伸びることはありませんでしたが、2ヶ月半の特訓の成果がまさに本番直前で出てきたのです。そして、見事に2月1日の早稲田実業中入試にて合格を勝ち取ることができたのです。

実力が出たのは、本番直前

試験3ヶ月前からのスタートではありましたが、それまで解いてきた問題量が土台となり、そこからはプロ家庭教師の経験からその子の現状に合わせたムダのない学習計画を立案し、それを素直に実行してくれたことが「不可能からの合格」を勝ち取らせた大きな要因だと思います。まさに、最後まであきらめずに頑張ることができたMさんの「努力の結晶」です。

(文中は仮名です。)

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