国公立大の8割以上が小論文を出題!
小学生からはじめる表現力強化 中学生の夏休みは記述力強化

インターエデュズアイ

夏休みを控え、ご家族での旅行の計画を立てていらっしゃる方も多いかと存じます。お子さま達も遊びや部活などの生活プランを練りながら、夏の訪れを心待ちにしていることでしょう。

時間がたっぷり与えられ、腰を据えて物事に取り組める夏休み。学習においても計画性が求められます。

どのようなプランの下でどのように過ごすのかによって、秋以降の成績が決まるといっても過言ではありません。この夏休みの活用法として、学習計画の中に「記述力の強化」、そして「表現力の強化」を盛り込まれることをご提案いたします。 昨今は、大学受験はもとより中学受験も高校受験も記述問題の比重が増えており、詰め込み知識だけでは合格点を取れなくなってきています。また公立中高一貫校の入試では、「資料を読んだうえで自分の考えを書きなさい」という問題を設けて、受験生の表現力・応用力・問題解決能力を測っていることが話題になっています。

こういった設問は、麻布中や桜蔭中などの難関校で昔から出題され続けているものであり、この流れに追随する学校が今後増えていくことも予想されます。 当然、思考力・表現力を問う記述問題は一問一答の知識問題よりも配点が高く設定されるため、記述問題の出来如何で合否が決まるといっても過言ではありません。 これからの受験においての最重要スキルは「題意に沿って自分の考えをまとめ、それを採点官にわかりやすく表現する力」と言えます。

 毎日休まず素振りをしなければ野球がうまくならないように、こういった力も一朝一夕には習得できません。夏休みの時間をじっくりと有効に使って、「自分の考えを的確に表現する習慣」を身につけてはいかがでしょうか。

 

掲載期間 2006年6月19日〜8月21日

取材協力・資料提供:Z会
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